第8号






4月18日 対オリックス戦。福岡Yahoo!JAPANドーム。
相手投手はケビン。真ん中高めの140キロのストレートを豪快にレフトへ。とんでもない当たりだった。
「ケビンは闘争心にあふれた投手だから、同じように積極的にいかなければ打てないと思った」
ケビンは「あの球だけは失投だった」と悔やんだ。100球目だった。

「勝つためには誰かが点を取らないといけない。自分がその役をこなせてうれしい」
7回にして先制の一発だった。

そしてこの日、伝説の「イチー、ニー、サーン フクオカサイコーバイ」のパフォーマンスを見せる。
あのときの無表情は笑えた。
そのズレータのパフォーマンスをひどく大げさにとらえた記者がこんな記事を書いている。


ズレータに見る真のパフォーマンスとは!?


試合前からバットを折りながらスタンドに運ぶという離れ業をやるほど、この男、ものすごく調子がいい。
そのおかげで私の調子も最高だ。

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